12月2日週の株式投資情報・投資主体別売買動向・・・裁定残と信用売買

2013/12/12 (木) 23時43分 169 views

12月2日週の株式投資情報・投資主体別売買動向・・・裁定残と信用売買の一年

需給動向20131202-1.fw

 

需給動向20131202-2.fw

 

2013年の投資主体別売買動向

今年の一年を振り返るのはまだ早いですが、1月に信用の制度が変わり信用投資家の勢いを与えてくれた制度変更だったと思います。昨年年末の信用残は1兆3000億円とほぼ底の水準から、先週12月6日には3兆円と大きく増えました。 今年の5月23日の暴落がありましたが、5月までの利益の積み上げから信用取引の退場者は少なかったと思います。2013年の信用残の評価損益率の最大△4.06%となり好調だったことが伺われます。信用評価損益率の最低は6月3日の週の▼15.65%で、投げが出るといわれる評価損益率▼20%を超えることは1度もありませんでした。 逆張りで仕込み又果敢に攻めながら上手に儲けた1年だったと思います。

 

また指数の動きの歪さを感じる年でもありました。日経平均が寄与度の高い数銘柄で日経平均を動かされた一年だったと思います。裁定残は5月のSQ週に4兆672億円まで積みあがり、その後5月23日のざら場に日経平均は15,943円まで上昇し裁定解消売りも伴って大きく下げることになりました。 先週末の裁定残も同水準に積みあがっていますが明日のMSQも若干気になります。

 

外人投資家は、年間で10週のみ売り越しで、以外の週は大きく買い越す1年でした。金額は現物ベース13兆円買い越しました。2008年のリーマンショック後低迷ししていた株式市場を持ち上げてくれたことになりました。 昨年末のドル円の為替が85円から量的緩和期待と4月の黒田日銀総裁の異次元の量的緩和で103円まで円安が進み株の上昇の原動力となりました。4/5の株式市場は、売買高は64億4912万株、売買代金4兆8633億円というエネルギーも最大となりました。

 

一方、国内投資家は、売りに徹した一年だったと思います。リマーンショックで5年の塩漬け銘柄をやっと売った人も多かったのではと思います。10月の消費税増税が決まって、譲渡益税が来年から10%から20%に変わることで個人投資家の売りは止まらない状態で12月25日まで続きそうです。年間で個人現金の売りは9兆4000億円になっています。 来年は個人現金は下落時の支え役の期待ができそうです。 日経平均の連動性が少ない小型株は個人の売りに押され10月以降は動きの鈍い銘柄も散見されていますが、来年は期待したいものです。

 

機関投資家の生保・銀行・年金(信託は)も売り手に回った1年でした。1年間の売り越し額は5兆5千億円になっています。来年も、売りが継続しそうです。

 

来年は

個人の売りが止まる小型株も期待したいところですが、1年間で5割上昇している株式市場がどのくらい続くかというところです。
消費税の駆け込み需要で消費を先食いしため面もあり、4月からの増税の影響もあり今年ほどの上昇はないのではと思います。
更なる日銀の量的緩和で円安進行に期待というところです。
新興国はQE3の縮小の観測から投資の蒔き戻しが一時起き、これから起こる米国の量的緩和縮小でそれなりの影響はありそうです。

 


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カテゴリー:売買動向

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